負けた。
完敗だった。 悔しい。 負けることはちょくちょくあるけれど、ここまで手も足も出なかったのは本当に久しぶり。 何かをやろうとすると、ことごとく先に動かれる。 状況を見て対処する動き出しが、俺より一歩早い。 ひとつひとつの仕事も俺より遥かに速いから、常に先を行かれる。 気持ちが折れないように、前を向いて必死に立ち向かったんだけど、足元にも及ばなかった。 あんなに強い奴がいるんだな。 言い訳をしたい気持ちもある。 戦ったのは相手のホーム、すなわち俺にはアウェーだったってこと。 奴のキャリアは俺の8倍くらいある。 しかも今日決まった、急な配置換えだった。 でも関係ないやね。 一週間前にはあの場所で別の相手に圧勝してきたんだし、キャリアが長いっつったって同じ人間のやることだ。ホームだろうがアウェーだろうが、急に戦うことになったとしたって、ものを言うのは当人の力だけ。 要は相手の力が俺の遥か上を行ってたってこと。 ひさびさにホント悔しいよ。 「次こそ勝ってやる」って言葉は、今はまだ自分には言えない。 次やっても十中八九負けるでしょう。 例え俺のホームグラウンドで戦ってもね。 上を行き過ぎてる。 少し時間をかけて、何が自分に足りなかったのか考えてみよう。 いつだって負けたときは奏してきた。 そして少しでも足りない部分を補っていかないと、いつまでたっても勝てないまんまだ。 次勝てないとしても、今日よりはもっと食い下がって、俺を認めさせてやりたい。 きっといつか、ね。 #
by taromiles
| 2007-01-23 01:22
| 想い
昨日は他の戦場へ助っ人。
2人の仲間と3人で戦う。 勝ちだね。 それとなくトップを立てながら、場を仕切ってみせた。 嫌なヤツかも知れないけど、気持ちよかったーっ(笑) 今の仕事で必要なこと、自分が重視していることが4つある。 それができていれば仕事が上手く回るっていう、不文律みたいなもの。 この半年で見つけ出してきたもの。 1、「動き出しを早くして先手を取る」こと。 決して後手に回ってはいけない。 先手をとって仕事を潰していけば、常に攻めて攻めていける。 攻めていれば、次に自分が何をするべきかに迷うことはない。 後手に回ると、仕事に追い回されることになって、苦しい思いをする。 2、「ひとつのことに没頭せずに、常に周りを良く見ている」こと。 定期的にキョロキョロと首を振って周りを見る。目や耳に入ってくる情報に敏感でいる。仲間と緊密に声を掛け合う。 それらすべてが、自分がどう動くべきかを教えてくれる。 特に激戦区で多人数の仲間と戦うときは、周囲も常にハイピッチで動いているから、アタフタしていると何もできないまま邪魔者扱いされてしまう。 どんなときも舞い上がっちゃダメだ。 どんなに厳しい現場でも、良く見て、良く聴いて、仕事の優先順位を判断する。判断するには状況をきちんと把握することが必要だってこと。 3、「煩わしい細かな仕事も後回しにしない」こと。 これが意外とできない。 仕事に追われ始めると、目の前の些細な作業は後回しにしがちなんだけど、それが積もりに積もって、収拾がつかない状況を呼び込んでしまう。 焦っちゃうんだよね。 早く次の作業に移りたくてもそこはグッと堪えて、やるべきことの最低限は落ち着いてこなしていく。 それを怠らなければ、たとえ後手を踏んでも、少しの労力で立て直しが利くんだ。 最低でもこれだけはやってから次に行くというラインを、自分で決めておくといいと思う。 4、これは一番重要。 「常に笑顔を絶やさない」こと。 上記のみっつは、やっぱり気持ちにどこか余裕がないとできない。 ただ、厳しい状況では誰だって余裕が持てなくなるもんだよね。 だからこそ、外面だけでも笑顔で余裕を振りまくんだ。 鼻歌でも口ずさむように、空元気でも元気は元気。 余裕のある自分を装っていくことで、ギリギリのところで気持ちが折れないで乗り切っていける。 泳ぎきっていける。 ゴールにたどり着ける。 いくら沈没寸前でも、笑ってやればいつかゴールは見えてくる。 なんとかなるもんなんだよ。 無理だと思ったら、そこで気持ちが折れちゃう。 無理になっちゃうんだよ。 笑顔を絶やさないことは、自分の限界を決めないことだ。 そして「ああ、今日も乗り切れた。また乗り切れたじゃん」って、そうやって限界を広げていくんだ。 昨日、一緒に戦った2人は、1、2、3が足りなかった。 だから自分たちの戦場で、他から来た俺に主導権を取られる。 もちろん俺は彼らを立てて、横柄な態度は取らなかったけれど、あの戦場のトップにとっては屈辱的だったと思うよ。 でもね、でも彼らには4があった。 笑顔を持ち続ける意地と負けん気があった。 俺がいつも一緒に戦ってる、うちの戦場の仲間の奴らに一番欠けているところなんだよね。 それが、他の戦場で戦ってる彼らにはあった。 いいよ彼らは。 また一緒に仕事したい。 頑張っていい仕事したい。 またいつか一緒にやる日まで、頑張ろうな。 #
by taromiles
| 2007-01-17 00:54
| 想い
新人だった子が、だいぶ慣れてきているようには感じる。
なんとかコケることなくこなしてはいる。 意欲もあるし、意地もそれなりにある。 ただ、工夫がないんだよな。 俺なんかは、やっぱ機転が利く方ではないし、物覚えだって悪い。 だから、どうやったら速くできるか、効率よく仕事を運べるか、時間をかけて考えるんだよね。 ある状況で自分が使えない人間だと感じたなら、どう動いたらよかったのか、何が足りなかったのか、考えて考えて、そして次に臨むんだ。 そうやって、徐々に徐々に、動けるようになっていく。 そんなふうにして見つけ出してきた、自分なりのコツだったりスキルだったり、そういったものってのは、本来他人に伝えるものじゃないんだと思う。 後輩にも、先輩にもね。 自分で見つけ出すもんだ。 今の仕事ではね、まったくと言っていいほど正式な教育は受けずに、何も知らずに現場に放り込まれて、その状況を何とかすることで育ってきた俺には、特にその想いが強いんだ。 それを敢えて吐き出して、下の人間に伝えていってあげるのがいい先輩なんだと、自分に言い聞かせて一から十まで細かに教えてきた。 覚える意欲がある子だから。 ただ「自分で考えて変わっていこうとする」ことだけは、これはもう教えようがない。 他人の動きを見て、取り込んでいくのだっていい。 自分から変わろうとしなきゃ、やっぱダメなんだよね。 「教えてもらう」んじゃダメなんだ。 何もかも自分から吸収できるようにアンテナを張って、なおかつ自分自身でも考えていかないと。 もっと頑張れよ。 な! #
by taromiles
| 2007-01-11 00:26
| 想い
魔の4日間が終わりましたよ。
最終日の今日は、どう考えても良くやったでしょう。 昼の部と夜の部で、最激戦区をふたつハシゴ。 昼の部は、俺よりも遥かに強い人たちばっかりと一緒に4人で戦って、対等とまではいかなくても、一緒に戦ってるんだって認めてもらえたと思う。 他の戦地から来た中では一番だと言ってもらえた。 最初は「コイツどんだけやれるんだ?」って、鵜の目鷹の目で見られてるのが良くわかった。 気にせずに自分のペースで流しながら、少しづつ調子を上げていった。 ドッカーンと攻めてきて、まぁよく戦った。 最前線の猛者たちに、これなら十分戦えると認めてもらったと思う。 司令塔の役目までやらせてもらった。まだまだ覚束なかったけれど・・・・・ 「また一緒に戦おう」って言ってもらった。 嬉しかったなぁ。 夜の部。 これも最激戦区で、俺より強い奴2人、俺より遥かに弱い奴2人の5人で戦う。 途中1人づつ抜けながら、長丁場を乗り切る。 とっても口幅ったいんだけど、周囲の仲間の動きがよく見えた。 視野を広く持って動いていたと思う。 鬼のように戦いながらも、人を上手く動かしていた。 これが俺と同レベルの奴と回すんなら、もっと連携をとってスイスイと捌いていけたんだと思う。 俺より強い奴2人も、まぁ認めてくれたと思う。 司令官は、これなら任せても大丈夫と思ったか、途中から出張しちゃうし(笑) 最終的には司令官と俺と、途中から加わった新米との3人での戦いになったんだけど、俺は中間の位置として、よく上も下もフォローした。 上官の指示を仰ぎながら自分の役割をこなしつつ、下の奴の動きの足りない部分を埋めていく。 下の奴は俺にフォローされてることに気づいていて、なにクソッて負けん気を見せて必死に食い下がってくる。逆にフォローし返してやろうって(笑) そういう負けん気は俺は好きだ。 俺だってそう思って今まで戦ってきた。 そうやって自分を高めていくんだ。 奴とはまた一緒に戦いたいね。 わかり合える気がするよ。 一日休んで、次は俺と同等か少し上の奴と2人で、自分のホームグラウンドで戦う。 奴とは馬が合うし息も合う。 お互いの動きをよく見てて、阿吽の呼吸でサクサクと乗り切っていける。 一緒に戦うととても楽しい。 いい戦友だね。 「おおっ!、コイツ強ぇーなぁ、俺も負けねぇぞ」って。 いいよ。 そういうのはいい。 お互いに認め合って、一緒に物事に当たれるって最高だ。 良くやった。 この4日間、本当に良くやった。 必死に自分を奮い立たせて乗り切った。 良くやった。 誰も誉めてくれないから、自分で自分を誉めてやろう(笑) 良くやった。 何も考えずにゆっくりと休んで、次も振り絞って戦えるように。 また明日が来るよ。 #
by taromiles
| 2007-01-06 02:25
| 想い
よくやった。
自分が必死に力を振り絞るだけではどうにもならない状況。 仲間に指示出しをして、うまく動かしながらこなしていかないといけない状況。 なかなか良くやったと思う。 独りで必死に振り絞って走り続けなくちゃならない状況。 見えているゴールまで、先は長くても歯を食いしばって耐え抜かなきゃならない状況。 もうあまりにしんどくて、乗り切ったあと笑いしか出てこなかった。 まぁ笑ってられた分、成長はしてるんだろう。 あと一日。 明日・・・・って、もう今日か。 今日一日だけ乗り切れば、無事に軟着陸できるはず。 走りぬこう。 #
by taromiles
| 2007-01-05 01:41
| 想い
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